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【歌ってみたノウハウ】マイク選び!ダイナミックマイクorコンデンサーマイクどっちにする?

更新日:8月6日


はじめに


マイクの選び方において、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクは最も基本的な選択肢です。 どちらを選ぶかは、あなたの音楽スタイルや録音環境、そしてあなたが求める音次第ですが、普通に歌ってみたを録音する時にはどちらを選んだら良いか悩みますよね?


配信者のほとんどの方々は、コンデンサーマイクがいい!という風潮が強くあるために、あまり悩まずにコンデンサーマイクにいきがちですが・・・


今回はマイクの特徴や違いについて解説し、あなたが自分に合ったマイクを選ぶための手がかりにしてくださいね〜!



ダイナミックマイクとは


ダイナミックマイクは、金属コイルと磁石を使って音を捉える、一般的なタイプのマイクです。ライブステージでよく使われることから、「ステージマイク」とも呼ばれます。 低感度で比較的小さなダイアフラムによる音声再生を特徴としています。


ダイナミックマイクは、音圧レベルが高く、周囲の音やノイズをカットすることができるため、ライブ演奏や、ドラム、ギター、ベースの高音などの録音に適しています。


コンデンサーマイクと比較して低価格で、丈夫であるという利点もあります。



ShureSM58SEスイッチ付きのもの

ShureSM58LCEはスイッチなしのものです


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コンデンサーマイクとは


コンデンサーマイクは、2枚の金属板の間に電荷を保持するコンデンサー方式を使用して、音を捉えます。 コンデンサーマイクは、高い感度と大きなダイアフラムによる音声再生を特徴としています。


コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクに比べて高感度で、周囲の微小な音やノイズまで拾える、ボーカルやアコースティックギター、ストリングスなどの録音に合わせています。の音を録音できるとされています。





ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い


ダイナミックマイクとコンデンサーマイクは、構造的にも原理的にも異なります。ダイナミックマイクは、メカニカルなシステムを使って音を変換します。


ざっくりとまとめると、


・ダイナミックマイクの方が低感度、コンデンサーマイクの方が高感度


ではありますが、ダイナミックマイクが全然音を拾わないと言う意味ではありません。

上記の通り、周囲の音やノイズをカットする性能がありますので、防音、遮音などの環境が整っていない自宅でのボーカル録音する場合にはダイナミックマイクがおすすめです。


防音室があるよ!部屋や自宅の周りの環境音はほとんどしないよ!という場合にはコンデンサーマイクを使っても良いですね。



録音する場所でどちらにするか選ぶのもあり


プロのレコーディング現場では、そういった音の管理がしっかりできる環境が作ってあるため、また、どんな歌声でも対応できるようにと言うことでコンデンサーマイクが常設されています。


しかし、歌ってみた録音をやろう!と思っている方のほとんどは、録音する場所が


・自宅

・カラオケ店などの個室

・音楽スタジオに持ち込んで


と言う形になるはずです。


自宅で録音の方は、ダイナミックマイクの方が綺麗に録音できます。

コンデンサーマイクですと、非常に細かい音、小さな音までしっかりと拾ってしまい、例えば、歌っている間ずっとエアコンをつけていると、エアコンの音も一緒に録音されてしまいます。ダイナミックマイクでも厳密にいうとエアコンの音を拾っているのですが、コンデンサーマイクほどではありません。


一緒に録音されたエアコンの音を消しつつ、歌の音だけを残す、というのはソフトを使えば不可能ではありませんが、歌の音が壊れてしまったり、違う聞こえ方になることの方が多いです。そのため、できるだけ周囲は無音で録音をしなくてはなりません。


そういう意味で、コンデンサーマイクはあまりにも音を拾いすぎるわけです。


ダイナミックマイクは、きちんとした使い方をすることで、周囲の余計な音はあまり入らないような仕組みになっています(全部じゃないですけど)。



←こちらに詳しく書いてあります








カラオケ店などの個室は、防音管理ができているイメージがありますが、全然そんなことありません。隣の人の歌声、聞こえてくることありますよね?ということで、カラオケの個室での録音はあまりお勧めできないのが現状です。


もちろん、防音管理をしっかりしているお店もありますので、そういう場所であればダイナミックマイク、コンデンサーマイクどちらでも問題はないでしょう。


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音楽スタジオに持ち込んで録音する場合には、そのスタジオに予め相談してみましょう。

スタジオでマイクを貸してくれるケースもありますし、録音ブースがあることもあります。

普通のバンド練習や、歌練習のための部屋は防音管理がそこまでされていない(というより爆音で練習する人もたくさんいるので、部屋の構造などで聞こえちゃうことがある)ため、できれば録音ブースのあるところで、マイクも借りちゃった方が手っ取り早くスムーズです。


ちょっとお金はかかってしまいますが。。。


しかし!


マイクを買うのはしんどいけど、試しにどんなかやってみるぞ!


という方は、むしろ音楽スタジオで店員さんに助けてもらいながら録音するというのは、安価でかつ、ちゃんとした録音の仕方も教えてもらいやすいのでおすすめです。大体1時間1500円〜3000円程度かと思います。(地域やスタジオによるのでお問い合わせください)


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まとめ


配信者の方々には、確かに配信用のマイクとしてはコンデンサーマイクの方が高感度で、日常の様々な音が聞こえて、その雑音が良い!!と思ってもらえたり、囁き声などもきちんと拾ってくれるために、「配信者ならコンデンサー一択でしょう!」となるのは分かります。が、実は


・周囲の音をめちゃくちゃに拾ってしまう。

・そもそもマイクの設定や性能がわかっていないと使いこなせない


=聞いている方々にストレスを与えてしまう


というとんでもない結果が待っているわけです。


だとしたら大人しく、ダイナミックマイクにしてマイクの基本的な使い方をマスターしてから、コンデンサーマイクを購入するのでも遅くありません。ダイナミックマイクの方が安価で丈夫で、割ということ聞いてくれますからね。


aktとしては、どっち?と聞かれたらダイナミックマイクの方をお勧めします!



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