今回のお悩みはこちら!
裏声と地声を使い分ける境目が分からない!!!
ですよね〜!!!
僕も時々カラオケに行くことがあるんですが、
自分も歌ってて、まぁその境目ってのがどこか、自分ではよくわかんない!
「あ、ここは高いから裏声じゃないと出ないな」とその音が来てから、「瞬発的に切り替えるのが精一杯ですよな。
んっで。
そんな僕がいうのも何ですが、こうなる原因はただ一つ
自分の音域を把握してないから
です。
自分の音域の把握の仕方は、よくある例のあれですね。
しらスタより引用です
はいこれ!やっぱりここはボイストレーナーの力を借りましょう。
裏声云々の場合は自分の最高音を知る過程で見つかるはず。
動画だと、4:25あたりから。
どう頑張っても裏声になっちゃう音階はどこか、音階(F4とか書いてある記号)を覚えておきましょう。そこがひとまず、裏声と地声の境目になります。
男性陣は思ったより早く、裏声になっちゃうかと思いますw
ひとまずって言ったのには理由がありましてね。これは後ほどお話ししますが…
この音域チェック、出そう出そうと必死になって無理してうぁぁぁ!ってやると、全然意味ないんですよ。
ちゃんと歌う時の声で、冷静にやりましょう。
出ればいいってもんじゃないんで。
動画を見てチェック・・・する前に一個把握しておかねばならない知識が
地声ーーーミックスボイスーーー裏声
低ーーーーーーーーーーーーーーー高
これです。
自分で声を出してて、
あれ?これ裏声になるのか?地声のつもりで出してるけど・・・
って迷う音階がいくつか出てくると思います。
そこはミックスボイスと呼ばれる、地声と裏声の混ざった箇所です。
これが境目を曖昧に感じさせちゃう一因だったりしますね。
ミックスボイスができる人は特に。
ただ、ミックスボイスがあると認識できてないとか、ミックスボイスができない人というのもおります。
地声と裏声の境目は声が途切れたり、急に軽くなったりする感覚があるはず。
そこが境目です。
カッコよくいうと、ブレイクポイント とも言います。
このお悩みをお持ちの方はミックスボイスを自然に使えることのできる能力者なのかもしれません。
地声と裏声の境目部分をシームレスにつなげることができるって
意外と技術が必要なものなので。
僕はカラオケで歌ってる時に、その境目の音階が来ると完全におかしな声になったりピッチが大幅にずれたりするんです。
境目部分がわからないって人は、ミックスボイスの使い手「ミボリテ」なのだと思いました。(造語なので他で使うなよ)
では
動画と一緒に音域チェック、していきましょう。
録音して聞き返すと分かりやすいです。
おしらさんの回し者ではないですが、歌のことといえばおしらさんが面白くてわかりやすいなと個人的に思ってるんで、自信を持ってお勧めしときます!
歌い方解説とかも結構参考になる。ぞ!
音域チェックをして、録音した声を聞き直しましょう。
声が急激に弱くなってたり、細く感じる箇所。その音から裏声に切り替わってる音階です。
その音階、メモっておきましょう。
で。
後述するといった部分のお話。
完全に裏声に切り替わった音階より、ちょっと低い1、2音は、無意識でミックスボイスになってるはずです。
ミックスボイスの音は、ちょっと練習すると裏声でも出せるようになります。
技術(テクニック)は表現で使うように!
というのが上級者の歌セオリーです。
キタニ氏も、大森氏も、藤原氏も、
地声で出る音階をあえてファルセット(裏声)にする
といった技術を使っています。
これは自分の音域をちゃんと把握してて、地声でも出るけど、裏声の方が歌詞とリンクする
ってのが分かっててできることなのです。
境目をシームレスに、かつ地声でも出る裏声でも出る重なりゾーンがあるってこと。
できない人からすれば、もはや怪物・・・w
ただ、この域に達するにはだいぶハードな修行が必要です。
今回の相談者さんは、えらいな。
ちゃんと「境目がわからない!」ということに気づけたので。
素晴らしいですね。
レベルアップのチャンスです。
自分の声の音域を把握する、ということは自分の魅力を知るということにもつながります。
ただ歌うのも楽しいですが、「上手に歌えた!」時の充実感はたまらないものがありますよね。
そのために自分の音域は把握しておいて、無理な音域では歌わないというのも大事なことです。
リスナーに不快な音を聴かせないためにも、無理しない。
ただ練習の時は、もっとこの音が上手く出せるように頑張ろうとして良いと思います。
音域を広げることもまた、リスナーに不快な音を聴かせない結果を作れます。
できないうちは、キーを下げる。
自分に合った音域で歌う。
これは悪いことではありません。
原曲キーで歌えたらかっこいいのも分かりますが、かっこよさは原曲キーで歌うことではなく、その歌を1曲通してリスナーが聴いた時に「かっこいい!」と感じること。
あそこ外してたね。
なんか下手だった。
音出てないじゃん。
と思われる一瞬がないことの方が、よほどかっこいいと思います。
とは言え、自分の音域を知っても、ぶっちゃけどの曲がこの音域に当てはまるの?
音符わかんないし、歌の音階1音ずつ確認してたら年が明けちゃうよ!
ってなってるそこのあなた。
最近はめちゃ便利なサイトがあるのでね。
是非活用してください。
JPOP 音域の沼
ここでいろんな曲の音域を調べることができます。
また、aktも音域を調べることができるアプリを今開発中です。
この曲の音域を知りたいよ!サイトでも見つからないんだけど!ってものがありましたら
是非、僕に相談してください。
(アプリがまだプロトタイプ状態なので、僕としてもいろんな曲を調べてベータ版に持っていきたいところなので、ご協力くださる方はXでもDiscordでも教えて下さい。Discordコミュニティでも募集かけようかな・・・)
自分で音域チェックしてみたけど、まじでよくわからない。
録音して聞き返したけど、ほんっとに全然判断がつかない。
そんな方はボイトレの無料体験に行って、先生に相談してみるのも手です。
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(確かおしら先生はシアーミュージックだった気がします、違ったらごめん。調べてもろて)
継続して習いに行くのは大変だけど、単発なら頑張れる
そんな人は、無料体験レッスンを2、3箇所行ってみて、相談してみるのが一番近道です。
ま、継続してやる方が身につきやすいし忘れないし早いのは間違い無いですが。
ボイトレ教室にもいろいろあります。先生と合わないな〜とかもあるので、いくつか体験してみて、良い印象のところに行くことをお勧めします。
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んじゃまた次回をお楽しみに〜!
些細すぎて誰に聞けばいいかわからない歌の相談はこちらへ
ご相談、大募集中です。
(追記でーす!)
ちょっと待って!!
自分の音域、メモったけど
サイトに書かれてるHiHiC?って結局数字で言ったらどこなの?!
ってなってる方・・・いませんか?
いますよね?
ここにもいます!!(僕)
そんな方のために用意しました。
HiHiAはA4と一緒!
LowEはE1と一緒!
いったい誰だ。。。LOWとかHiとか言い出したやつゥゥ!!
って言いたくなるほど、なんかずれててわかりにっくいじゃないですか?
原因はAの存在。
音楽の歴史の話をすると長くなるので端的にいうと、音の全てはAから始まった・・・ということ。
Aっていうのはラの音です。
我々はドレミファソラシド、でドから始まる感じで習ってきましたけど、
ラから始まるのが音楽的には正解。
なので、単位がAから変わるのは普通のこと。
ドレミで習わせた日本の音楽教育が悪い!!www
ってことで。
慣れるまでキモいし、慣れることすらむずいかもしれませんが。
こちらも参考にどうぞ。
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